今季メンズ潮流まとめ|白ベージュ・短丈中綿・名作名脇役
今季メンズ潮流まとめ:白/ベージュ回帰×ショート丈×中綿アウター、そして“身・装い”を再編集する
今季のキーワードは、“脱・黒”のムードと、短めでコンパクトなアウター、そして身体に宿る装飾性(= Costumes Art / アートワーク起点)。VOGUE JAPANが切り口にした「Costume Art」は、派手さではなく“装う行為そのもの”への再注目につながり、GQ JAPANやWWD JAPANが扱うプロダクトの流れ(名作バッグ/ブルゾン/インナー刷新)と、Web ACROSSの定点観測(白ベージュの継続、グレーの再浮上、中綿アウターの定番化)を一気につなげてくれます。
以下、主要メディアの観測結果をもとに、スーツ〜ストリート〜アウトドア〜ビジネスカジュアルまで横断して、次に買うべき“形”と“色”を設計します。
「Costume Art」を体感するような、身体と装飾の距離感を最初の基準にする
1) 今季の最重要カラー:脱・黒で“白/ベージュ”が主役に戻る
Web ACROSSの定点観測が示すように、白/ベージュ系の人気は今春も継続。ショート丈ブルゾンからデザイントレンチまで、アウターの選択肢が一気に明るい方向へ寄っています(Web ACROSSでは「脱・黒トレンドによる白/ベージュ系人気は今春も継続」)。
さらに同シリーズでは、黒を避ける流れのなかでグレー系ウェアが再浮上しており、単色で終わらない“中間色の回復”も見えてきます(Web ACROSS「グレー系ウェアに注目」)。
どう着る?(失敗しないベース色の作り方)
- 白/生成り:清潔感だけで終わらせず、素材で“温度”を出す(例:コットンリネン、コーデュロイ、微起毛のジャケット)。
- ベージュ:グラデ気味にまとめるのが正解。濃淡(ライトベージュ〜キャメル)で奥行きを作る。
- グレー:黒の代替ではなく“コンサバ寄りの中間”。チャコールよりもミディアムグレーを先に試すと自然。
スタイリング提案(職種別)
- ビジネスカジュアル:ベージュのショート丈ジャケット+白のクルーネック(または薄手タートル)+グレーパンツ。ローファーで整えて“ちゃんとしてる感”を確保。
- ストリート:白〜ベージュのアウターに、濃い色の小物(黒のベルト、ダークブラウンの靴下)を“一点だけ”置く。
- アウトドア:ベージュ系の中綿アウターに、同系色のナイロンパンツで“トーン&テクスチャ”勝負。
2) シルエットの潮流:ショート丈&コンパクトが主流化
Web ACROSSでは、アウターのサイジングがショート丈&コンパクトに主流化していると報告されています(「ショート丈&コンパクトが主流化!」)。
この流れは、シルエットを“ゆったり”から“整えて短く”へ変える動き。結果として、トップスのレイヤーが簡単になり、コーデの設計がしやすくなります。
今季の“短くまとめる”コツ
- 裾の位置を意識:ウエスト付近〜パンツの立ち上がりに合わせると、全体が締まって見える。
- 肩の主張は控えめに:過度なドロップは避け、自然なラインのジャケット〜ブルゾンを優先。
- インナーは軽量に:分厚いスウェットより、薄手のニットやシャツ寄りが好相性。
3) 定番化した“中綿アウター”:ダウンを追い越す存在感
Web ACROSSは中綿アウターについて、高機能素材=中綿アウターが令和時代の新定番として浸透していると述べています(「多様なデザインでストリートに浸透する中綿アウター」)。
ダウンブームの“次の相棒”として、中綿はコスパとシルエットの作りやすさを両立。さらに、短丈トレンドと噛み合います。
「高機能素材×中綿」で、軽さと形を両取りする発想
選び方(機能より“見え方”から)
- キルティングの密度:薄すぎると貧弱に、詰まりすぎると重く見える。中間密度が最も汎用。
- 袖リブの形:手首で“止める”タイプは、ショート丈と相性が良い。
- 色は白〜グレーで開始:黒から入るとトレンドの波に乗りにくい。
スタイリング例
- ストリート:白ベージュの中綿ジャケット+グレーのワイドパンツ+白スニーカー。
- スマートカジュアル:同アウターに、テーパードパンツとローファー(またはレザー調スニーカー)。
4) “Costume Art”が教える、装いの再編集:派手にせず“意味を着る”
VOGUE JAPANが特集した「Costume Art」は、身体が衣服や装飾によって“装われ、裸にされ、再構築され、そして称えられてきたか”という視点。これはファッションを「見た目」だけではなく、自分の身体をどう提示するかとして捉え直すヒントです。
装うことで身体の“印象”が組み替わる、という考え方
実装するなら:この3つ
- 素材差を1点だけ:マット×ツヤ、ニット×ナイロンなどを、トップスorボトム片側にまとめる。
- 装飾は“面”ではなく“線”で:刺繍やロゴを増やすより、ステッチ/パイピング/縫い目の方向性を活かす。
- フィットは“身体の都合”で:長さよりも肩〜胸〜ウエストの接点を整える。
この考え方は、スーツのテーラリングにも、ストリートのレイヤードにも流用できます。
5) テーラード×名作バッグ:スーツを“アート寄り”にする
今季は、ビジネス一辺倒ではなく、どこかコレクション的な遊びが求められています。Hypebeastは、メトロポリタン美術館の「Costume Art」展にリンクするようなスーツ文脈を取り上げており、正統の仕立てを“衣装としての説得力”に引き上げる方向性が見えます。
またGQ JAPANでは、最旬ベストバイとしてPRADAのバッグや、HERNOのブルゾン(記事内で言及)など、ラグジュアリーな“形”を日常へ引き下ろす動きが強調されています。
スーツの具体的アップデート
- 色:グレーorライトベージュ寄せ(黒スーツは“保険”として一着だけ)。
- アウター:ショート丈のテーラード/軽量ジャケットで、パンツのラインを見せる。
- バッグ:PRADAのようなアイコニックなバックルやフォルムを主役に(服を盛りすぎず、バッグで語る)。
スーツでもバッグで“今季らしい意味”を足せる
6) “買うべき形”まとめ:今季のキーアイテム6選(カテゴリ横断)
ここまでの観測(VOGUE/GQ/WWD/Web ACROSS/Hypebeast/Highsnobiety/The Impression/FashionUnited)を、実際の購買行動に落とすためにアイテムを整理します。
① ショート丈ブルゾン(白/ベージュ)
- 役割:着回しの起点。通勤〜週末まで一着で回す。
- シルエット:ウエスト〜ヒップ上で止める。
② 中綿アウター(短丈&高機能)
- 役割:春先でも温度調整でき、ストリート文脈にも適合。
- 形:キルティング密度と袖リブの止まりを重視。
③ グレー系の再浮上アイテム(“コンサバの穴埋め”)
- 役割:黒の代わりだけでなく、上品ムードの調整弁。
- 推奨:ミディアムグレーのアウター/パンツ。
④ テーラードジャケット(軽量・短め)
- 役割:スーツの硬さを“日常化”。
- コーデ:インナーは白or生成りで抜けを作る。
⑤ アイコニックなバッグ(PRADA文脈)
- 役割:服がシンプルでも“成立”させる装飾。
- サイズ:主役になる中〜小が相性良。
⑥ インナー刷新(コラボアンダーウェアの波)
- WWDやGQの周辺ではなくとも、GQ JAPANが取り上げたようにコラボインナーが出やすい時期。
- ショート丈アウターの下では、タンク/ボクサーの肌見えが清潔感に直結する。
7) 注目ブランドד使いどころ”の提案
PRADA(バッグ):服に加えるのは“記号”
GQ JAPANの最旬ベストバイで、Re-Nylon素材などのコントラストを活かしたPRADAのショルダーバッグが紹介されました。今季の服は白〜ベージュ中心でミニマルになりがちなので、記号性のある小物が効果的。
おすすめのスタイリング:
- ベージュのジャケット+白T+グレーのスラックス
- 足元はローファー or レザー調スニーカー
- バッグは“肩がけ”で縦のリズムをつくる
ミニマルな配色に、アイコニックなバッグで一点集中
HERNO(ブルゾン):軽さを“仕事仕様”へ
同じくGQ JAPANのベストバイ文脈でブルゾンが挙がっており、今季は“短丈・軽量”が勝ち筋。テーラードやシャツに合わせやすい配色(ライトブルー×ブラウンなど)を選ぶと、通勤〜会食に対応できます。
BIOTOP × OLD FOLK HOUSE(別注):初夏に映える2型
GQ JAPANは初別注として、初夏に映える2型の登場を告知。ストリートの白ベージュ回帰とも相性がよく、**“主張しすぎないのに写真映えする”**タイプのアイテムが狙い目です。
Schott × Miller(インナー):見えないところで整える
GQ JAPANで、SchottとMillerのコラボインナー(タンクトップ/ボクサーパンツ)が取り上げられています。肌着はトレンドに見えにくいけれど、アウターが短くなるほど存在感が増すのがポイント。パネルリブなど素材感を活かすと、スポーツ〜ストリートの清潔感が上がります。
8) ストリート観測からの“即実践”ルール:白ベージュに迷ったら
Web ACROSSの定点観測は色の話だけでなく、**“見え方が揃う”**要因を示唆しています。脱・黒が続くなら、次は「白/ベージュの中でも、どの明度に寄せるか」。
迷ったときの最短ルート
- 上を白ベージュ、下はグレー or 濃いナチュラル。
- アウターが白なら、靴下だけは暗め(黒〜チャコール)に。
- どちらも薄い場合は、素材差(ツヤ革/マット布)で境界を作る。
9) ルックの“意味”を日常に落とす:ジェンダー/カルチャーの交差点
Highsnobietyは、ブランドコラボやカルチャーの背景を読み解く記事が多いメディア。今回の収集では、COMME des GARÇONSとBAPEのコラボに関する話題や、装飾(ジュエリー)を通じた“効果”の再定義などがあり、共通点は**“記号や装飾が人の印象を組み替える”**という点。
つまり今季は、
- 白ベージュで面を整える
- ショート丈で比率を整える
- バッグやステッチで線と記号を入れる
この三段で、装いの説得力を出すのが近道です。
10) The Impression / FashionUnitedの俯瞰:クラシック回帰は“解像度”の問題
The Impressionは広告キャンペーンやストリートの雰囲気を通して、ブランドごとの見せ方を追っています。ここでの読み取りは「クラシックが戻る」という単語よりも、**“クラシックの見え方が、より現代的な比率・素材に変換されている”**という点。
またFashionUnitedでも、2026春夏に向けた男性の“新しい不変(intemporels)”という方向性が語られています(記事URLは収集データに基づく)。
結論として、
- 伝統的な要素は残しつつ
- シルエットと配色の現代化で更新する
この理解が、買い物の判断基準になります。
11) 具体コーデ例:スーツ/休日/アウトドアの3パターン
最後に、今日から使える“完成形”を3つ。
A. 仕事(ビジネスカジュアル寄せ)
- 上:ベージュの短丈ジャケット(軽量テーラード or ブルゾン)
- 中:白のクルーネック(薄手)
- 下:ミディアムグレーのテーパード
- 靴:ローファー
- 小物:PRADAのショルダーバッグで“装飾の記号”
B. 休日(ストリート)
- 上:白〜生成りの中綿アウター(コンパクト)
- 中:グレーT or 白T
- 下:同系色のワイドパンツ(ベージュ〜ライトグレー)
- 靴:白スニーカー
C. 軽いアウトドア(機能×上品)
- 上:グレートーンの中綿アウター
- 中:薄手のシャツ(首元は詰めすぎない)
- 下:ナイロンまたはウール混のテーパード
- 帽子/バッグ:黒は“点”だけ。面はベージュに寄せる
12) 今季の買い足し順(迷わない優先度)
最後に、“トレンドを取り入れる順番”を提案します。
- 白/ベージュの短丈アウター(万能)
- 中綿アウター(温度調整とシルエット両立)
- グレーのパンツ or テーラード(配色の受け皿)
- アイコニックなバッグ(完成度を上げる最後の一手)
- インナー(コラボ含む)(快適さと清潔感を固定)
“衣装としての説得力”を意識するなら、最後は小物で意味を固定するのが最短です。
引用元
- アートワークを通して体感する、身身体が放つ多彩な芸術性 — VOGUE JAPAN
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