2026メンズ春夏トレンド総まとめ|スニーカー回帰と“脱・黒”配色、Dior/Onitsuka/THE NORTH FACEまで
今季のメンズ潮流は「足元回帰×配色の反転×短く賢く」
VOGUE JAPAN、GQ JAPAN、WWD JAPAN、そしてストリート定点観測(Web ACROSS)まで横断すると、今季の核はかなり明確です。キーワードは「スニーカー回帰」「脱・黒の配色」「コンパクトなアウター/サイジング」「素材とシルエットで“現代感”を作る」。
もちろんランウェイだけでなく、HypebeastやHighsnobietyのようなカルチャーメディアが拾う“発売・コラボの熱量”も、服選びの温度を底上げしています。ここでは、今季の主要トレンドを、スーツ/テーラードからストリート、アウトドア、ビジネスカジュアルまで落とし込みます。
キャプション:Onitsuka Tigerの新作「ROTEMIT™」が示す、80sアーカイブ再構築の方向性。
1) “スニーカー回帰”が止まらない:80年代アーカイブ×現代の実用性
Web ACROSSは「男性のスニーカー回帰が進行中」と指摘し、渋谷の定点でも“履くことで完成する”ムードがさらに強まっています。ここで重要なのは、単にボリュームのあるスニーカーが流行っているというより、クラシックな意匠を土台に、現代仕様へアップデートする方向。
この象徴が、VOGUE JAPANでも取り上げられたオニツカタイガーの新作スニーカー「ROTEMIT™」。80年代のアーカイブシューズ(バレーボールシューズのクラシックな佇まい)をベースにしつつ、今のスタイルに自然に調和するよう再構築されています。つまり“懐かしさ”を前面に出しながらも、現代の服との接続が前提。
またGQ JAPANでは、Air Jordan 4などのコラボ/新作がSNKRS販売情報とともに展開され、スニーカーが投資対象にも近い熱を持ち始めています。
キャプション:80sの表情はそのままに、現代のバランスで“街に馴染む”一足。
スタイリング提案:大人のスニーカーは「ジャケット×靴」の接続で決まる
- ビジネスカジュアル:ネイビー/チャコールのテーラードに、ローテミット級の“クラシック回帰”スニーカーを合わせる。ベルトと同系色(例:グレー×グレー、ブラウン×キャメル)で接続。
- スーツ:スーツ単体だと硬く見えがちなので、靴側を“主張しすぎないクラシック”に寄せる。パンツは裾に溜めを作りすぎず、靴の存在感を邪魔しない長さへ。
- ストリート:オーバーサイズのTee/パーカに対して、スニーカーはアーカイブ由来の“形の美しさ”が活きる。靴を主役にするなら上半身はモノトーンより淡色(次章)で余白を作る。
2) “脱・黒”からの白/ベージュ継続、グレー再浮上:配色は静かに劇的
Web ACROSSの定点観測が示すのは、単なる「黒が減った」というより、色の主役が“白/ベージュ”へ移行し、そこにグレーが再浮上しているという流れです。春夏の軽さを活かしつつ、全身が子どもっぽくならないための“中間色の精度”が上がっています。
ここでポイントは、メンズの配色が「派手な色に振り切る」方向ではないこと。WWD JAPANのような業界目線では、素材やディテールの変化が中心になる傾向も見えてきます。つまり今季は、配色と素材のコンビネーションで魅せる。
すぐ使える配色レシピ(失敗しにくい順)
- 白×グレー×スニーカー(グリーン/ブルーの差し色も可):軽さと都会性が両立。
- ベージュ×オフホワイト×ブラウン小物:アウトドアや休日の“上品ラフ”に強い。
- チャコール×ライトグレー×メタリック小物:夜の雰囲気にも対応。
3) 短丈&コンパクト化:アウターは「機能を短く、見た目はすっきり」
Web ACROSSは「アウターのサイジングはショート丈&コンパクトが主流化」と報告。さらに中綿アウターの注目(多様なデザインでストリートに浸透)も挙がっています。春夏の“温度調整”として、過剰に長い丈よりも動きやすく、シルエットを整えやすい短丈が選ばれる。
アウトドア文脈では、HypebeastがThe North FaceのUrban Exploration(UE)サマーコレクションを扱い、“都市で使うための探検心”をテーマにしています。ストリートにも溶ける道具的デザインが鍵。
キャプション:WWD JAPANが捉える“レトロホラー的”な気配も、要はシルエットと素材で現代化される。
スタイリング提案:短丈アウターは“上半身を作る”発想で
- テーラード×短丈:ジャケットのインナーに薄手のシャツ、羽織はショート丈ブルゾン。ウエスト位置が上がり、全体が縦に締まる。
- ストリート×中綿:短丈中綿×ワイドパンツでも、バランスは取りやすい。色は白/ベージュ/グレーで“軽さ”をキープ。
- アウトドア:UE系は“ロゴを主張”よりも、色のトーンと機能ディテールの見え方で勝つ。バッグも小さめで統一すると完成度が上がる。
4) デニムは“軸”になっている:A.P.C.×Fragmentのカプセルが示す方向
GQ JAPANでは、A.P.C.とFragment Designによるデニム軸のカプセルコレクション発売が注目されています。ここから読み取れるのは、デニムが単なる“定番パンツ”ではなく、現代的な統一感(配色・加工・ディテール)を作る基盤として再評価されている点。
デニムが“軸”になると、靴やアウターも同じ世界観へ誘導されます。だからスニーカー回帰とも相性が良い。
キャプション:デニムの加工・ディテールが、今季の統一感を担う。
スタイリング提案:デニムを“セットアップ風”にする
- 上:無地シャツ(オフホワイト〜淡グレー)/下:濃淡差のあるデニムで奥行きを作る。
- 靴:クラシック回帰のスニーカーで、デニムの硬さを“足元”で調整。
- 小物は黒を差し込むより、ベルトやバッグをブラウン/グレー系に寄せると、脱・黒トレンドと噛み合う。
5) ランウェイの“端境期”は、次の答えを先取りするチャンス:Diorが示す品の進化
GQ JAPANは、2026年サマー&フォール コレクションのベストルックを紹介し、WWD JAPANのような業界の文脈でも、端境期に出てくるプレコレクション/フォールの意味が語られています。つまり今季は、ランウェイの直接の熱だけでなく、次シーズンへの布石となる品の積み上げに注目するのが賢い買い方。
またGQ JAPANの別記事では、ディオールのクルーズでエド・ルシェがシャツをデザインしたことも取り上げられ、男女混合ショーのニュース性も含めて“服の再編”が起きていることが分かります。
キャプション:シャツの設計思想が、上品さをアップデートする。
スタイリング提案:Dior的な品は“色数を絞り、質感で勝つ”
- ベージュ〜白系のシャツ:襟・カフスなどのディテールが映える。
- テーラードは軽めの生地:硬いスーツより“風合いが動く”方向へ。
- 靴は主役をスニーカーに:全身を格式だけで固めない。スニーカー回帰を上手に使う。
6) カルチャーの熱:コラボTやアイコン小物で“着る物語”を作る
ストリートの文脈では、HypebeastがBEAMS TのJENNIEフォトTシャツ、Noma Projects×FRAGMENT、そしてSupreme×Mitchell & Nessのような“物語性のあるコラボ”を扱っています。Highsnobietyもスニーカーの質感や、アイウェアのオーバーサイズなどをニュースとして押し出し、“買って終わりではなく、スタイリングで解釈する”ムードを補強。
ここでの学びはシンプルで、今季はアイテム単体より、意味の重ね方が効くということ。
- フォトTは、パンツをベージュ/グレーにすると大人化。
- コラボスニーカーは、上半身を無地寄せにして余白を作る。
- アイウェアは、顔まわりの輪郭を作る“最後のピース”。
キャプション:フォトTは“ファッション寄りのTシャツ”として着回し対象に。
7) メンズヘアと“濡れ感”の波:服のトーンに合わせる身だしなみ
VOGUE JAPANは、旬のメンズヘアとして「濡れ感フリンジバングス」を紹介。カンヌ映画祭のレッドカーペットでも“バングスありのパーマヘア”が目立つ、という観察です。これはファッションにおける「軽さの演出」でもあります。
服が白/ベージュ/グレーへ傾く今季、髪がマットに寄ると“抜けない”ことがある。逆にウェットな質感や額にかかるバングスは、顔まわりの立体感を増やし、全身の軽さと調和します。
キャプション:濡れ感×フリンジ的な前髪が、今季の“現代の色気”を作る。
スタイリング提案:髪×服で“統一感”を作る
- 白/ベージュ中心なら、髪はウェット寄りでツヤを足す。
- グレー中心なら、前髪の束感で陰影を作る。
- スーツ寄せなら、髪を整えることで“スニーカーとの距離”が縮む。
8) セール攻略で“トレンドを確実に買う”:プライムデーは服選びの加速装置
VOGUE JAPANとGQ JAPANはいずれもAmazonプライムデー2026に言及。開催時期や攻略の見立てが共有されており、ここは賢い消費のタイミングとして押さえておきたいポイントです。
ただし、トレンドの買い方で大切なのは「何でも安いから買う」ではなく、今季の軸に寄せること。
キャプション:プライムデーは、靴・アウター・ケア用品を“軸買い”する好機。
何を狙う?(メンズの実利優先)
- スニーカー:ローテミット系のクラシックな方向へ。買うならサイズとアウトソールの摩耗条件も確認。
- 短丈アウター:軽量で、春〜初夏の“外の温度差”に対応できるもの。
- ケア用品:スニーカー回帰は清潔感の勝負。洗浄・防汚を同時に揃える。
9) 仕事も休日も同じ服で成立する:2026の“エレガンスの再定義”
FashionUnitedでは、春夏2026のメンズ“新しいインタンジブル(永続の上品さ)”が話題になっています。端的に言うと、今季は「ストリートとスーツの境界が溶ける」方向。
このとき効くのが、
- 色(白/ベージュ/グレー)
- シルエット(短丈&コンパクト)
- 靴(クラシック回帰)
- 身だしなみ(ウェット質感ヘア)
この4つ。全部を完璧に揃えなくても、どれか2つを押さえるだけで、今季感が出ます。
最終まとめ:今季の“正解パターン”3つ
- 都会の休日:白(orベージュ)T/シャツ+短丈アウター+クラシックスニーカー+グレー小物
- 仕事寄り:テーラード+デニム(またはスラックス)+アーカイブスニーカー+ウェット寄りのヘア
- ストリート強め:フォトT/コラボT+グレー〜ベージュのボトム+短丈アウター+差し色アイウェア
トレンドは追うだけで疲れます。だからこそ今季は、軸を少なくして“編集”するのが最適解です。
引用元
- オニツカタイガー、新作スニーカー「ローテミット」を発売。1980年代のアーカイブを現代的に再構築 — VOGUE JAPAN
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