2026春夏 メンズ総まとめ:ロイヤルオーク/ディオール/スニーカー/白ベージュ
今季のメンズトレンド総覧:ラグジュアリー×ストリート、静かな“白/ベージュ”と短丈
今季の空気は一言でいうと「主役は多層(レイヤード)だけど、色は引き算がうまい」。ランウェイ発のラグジュアリーな仕立てが、ストリートの機能性(スニーカー/バッグ/アウターのサイジング)と自然に接続されています。VOGUE JAPANではディオールのクルーズや心斎橋“ハウス オブ ディオール”の話題が目立ち、GQ JAPANやWWD JAPANは素材・色・小物まで掘り下げる視点で、日常側のアップデートを促しています。さらにWeb ACROSSの定点観測は、渋谷の現場で「黒一辺倒からの脱却」「スニーカー回帰」「短丈&コンパクト化」を裏づけ。これらを束ねると、買うべきものと組み方が見えてきます。
キャプション:ディオール 2027クルーズの立ち上がりが示す“ドレープ感”とスタイルの方向性。
1) 「白/ベージュ」の勢いは、色気というより“清潔な立体感”
Web ACROSS(定点観測)では、脱・黒トレンドによる白/ベージュ系人気が今春も継続していることが確認されています。つまり、単に色が明るいだけではなく、シルエットや素材の立体感を目立たせる方向。ここにラグジュアリーの手触りが乗ると、ストリートでも上品に見えます。
キャプション:渋谷では白/ベージュが“継続枷”になりつつある。
メンズの着こなし提案(失敗しない配分)
- 全身を白/ベージュにしない:ベース(シャツorカットソー)を明るく、下半身はエクリュ〜薄茶、もしくはグレーで締める。
- 質感で勝負:コットンの薄手でも、リネン/コットンリップ/ジャージなら“光の反射”が変わる。ベージュでも単調になりにくい。
- 靴は“白の回帰”を受ける:GQ JAPANの新着スニーカーや、Highsnobietyのスニーカー文脈が示すように、足元はスポーティが主流だが、色はクリーム系/アイボリー系で統一すると大人っぽい。
2) スニーカー回帰:ランニングの熱量が、都会の“移動装備”になる
GQ JAPANではサティスファイ×アディダス初コラボの新作「アディゼロ アディオス PRO 4 SATISFY」を紹介。これはランニングウェアブランドの視点が、シティの靴選びに影響する好例です。HighsnobietyでもJordanやNikeの“形や角度”を楽しむニュアンスが強く、スニーカーがただの快適枠を超えて会話可能なデザインになっています。
キャプション:機能性ルーツのコラボが、街着にも“説得力”を持ち込む。
スタイリング:スニーカーを浮かせず、むしろ“中心”にする
- トップスは短く、下はシンプル:Web ACROSSの「アウターのサイジングはショート丈&コンパクトが主流化」を踏まえ、ジャケットやブルゾンの着丈を詰める。
- パンツはまっすぐ or ほんの少しテーパード:ワイド過多にするとスポーツ感が強まり、白/ベージュの上品さが薄れる。
- 靴ひも・ソックス色は“同系統”でまとめる:例えばアイボリー系スニーカーに、生成りソックス(薄ベージュ)で連結。
3) 短丈アウターが主流化:余白をつくることで、ラグジュアリーが見える
Web ACROSSは、アウターの主流がショート丈&コンパクトに寄っていることを報告しています。これは単なるトレンドというより、今季の全体ムード(多層だけど軽やか)に直結。WWD JAPANの素材・発想の読み解きとも整合し、**“厚いのに軽く見せる”**ための実装が、シルエット側に出ている形です。
キャプション:コンパクトなアウターが、レイヤードの見え方を決める。
具体アイテム別の合わせ方
- 中綿アウター:Hypebeast/Highsnobietyが示すストリートの“遊び”は、冬要素(中綿)を今の夏手前に持ち込む発想。インナーは薄手Tかワンサイズ小さめのシャツ。
- テーラード×ショート丈:短丈ジャケットなら、パンツは少しゆとり。バランスが良く、オフィスにも接続。
- アウトドア要素(撥水/ジップ)を“色で抑える”:ネオンや黒に振らず、オフホワイト〜グレーでまとめると、スポーツが大人に着地する。
4) コーチバッグ/個性の“再編集”:Personal styleは固定じゃなく混ぜる
Hypebeastは「正しいコーチバッグから始まる個人のスタイルの新ルール」を提示。ここで重要なのは、一つの美学にコミットし続ける必要がないという考え方です。ストリートの現場はまさに、年代もジャンルも混ぜる方向へ。
キャプション:バッグは“主張”ではなく、レイヤーの編集点になる。
メンズに落とすなら:大人の“混ぜ方”3パターン
- ラグジュアリー寄せ:薄いテーラードジャケット+ニットT+コーチバッグ(素材はレザー/型押しで上品)。
- ストリート寄せ:ショート丈ブルゾン+ベースボール系T+ロゴスニーカー+コーチバッグ(色は白/ベージュ/グレーのどれかに寄せる)。
- アウトドア寄せ:撥水シャツ(羽織)+ランニングパンツ寄りのスラックス+コーチバッグ(機能性が“説明”になる)。
5) ディオールの“建築的ムード”が、日常のフォーマル感を更新
VOGUE JAPANは「ハウス オブ ディオール 心斎橋」がオープンし、ファサードに日本人建築家の藤本壮介を起用したことを報じています。オートクチュールのドレープを彷彿とさせる波打つ外観は、ファッション的にも**“流れるような質感”**という視点をくれます。また同メディアのセレブSNAPでは、中谷美紀や横浜流星などの来場が紹介され、店頭の空気=スタイリングの参考になる構図。
キャプション:ドレープの連想を建築が体現し、服の“流れ”へ接続する。
メンズのスタイリング提案:ディオールのムードを日常へ
- シャツは“ドレープ寄り”:きれいめのオープンカラーや、落ち感のある素材(トロミ/薄手のジャージ)をチョイス。
- ジャケットは軽量で短め:上で述べたショート丈トレンドと相性が良い。長いままだと重たく見える。
- 足元は上品にしすぎない:白/アイボリーのスニーカーで抜け感を残す。ラグジュアリーをストリートに橋渡し。
6) ラグジュアリー小物の“文化的コラボ”感:時計も服と同じくレイヤー
VOGUE JAPANはオーデマ ピゲがYOON & VERBALと共に「ロイヤル オーク コンセプト フライング トゥールビヨン」の限定モデルを製作したと報じています。ここでのポイントは、時計が単体の資産ではなく、音楽やデザイン領域の“文脈”を身にまとえる存在になっている点。
キャプション:時計もまた、ストーリーを足す主役級アクセサリーに。
服側の整え方(時計が浮かないルール)
- 服は“静か”にする:時計に強い個性があるとき、シャツは無地、パンツはニュートラルに。
- 色は白/グレー/ネイビーで受ける:ベージュ系とも相性が良い。革靴よりスニーカーの方が今季は自然。
- 素材で馴染ませる:ジャケットはウールでも、薄手で光沢を抑えると時計のメカニカルさが際立つ。
7) テクスチャ観察:アップサイクル/フラットな距離感が“新しい価値”へ
WWD JAPANは大野陽平デザイナーのアップサイクル論を取り上げ、「モノとのフラットな距離感」が新しい価値につながると伝えています。これは購入の正解を“価格”から“意味”へ移す動きとも一致。今季は色が明るくなるぶん、ストーリーのある素材や加工が、より表情として感じられます。
キャプション:環境配慮は“背景”ではなく、着たときの納得感になる。
実践:サステナブルを“見た目”に反映する
- 過度にロゴを追わない:静かな表面加工(リサイクル由来のムラ、編み/織りの変化)が主張になる。
- 色はベージュ〜グレーが正解:素材の経年や織りのニュアンスが出る。
- サイズ感は短め&コンパクトで:ボリュームが多いと“重ねた環境配慮”になり、見た目が説明的になるため。
8) メンズ全体の“古典回帰”の芽:スーツもストリート化する
GQ JAPANの個別ネタは自動車や音楽寄りに見えますが、トレンドは“街の移動”に沿って変化しています。つまり服も、フォーマルのままではなく、機能やサイズ感を取り込んだ古典へ。WWD JAPANが語る人物・言葉の文脈(ヨウヘイ オオノの影響源など)からも、今は“素材と発想”の時代だと読み取れます。
9) 足もと・細部:ペディキュアカラーで“余白”を楽しむ
VOGUE JAPANは50歳以上の大人の足もとに向けた、ペディキュアカラー4選とフットケアを紹介。メンズ視点でも“肌のトーン”を整える考え方は共通で、サンダルの季節には見た目の印象が一段変わります。特に白/ベージュ系スタイルでは、足もとの色が全体の清潔感を左右。
キャプション:足元の“色の温度”は、服全体のトーンを決める。
メンズでの応用
- サンダル時期は、靴下なしでも成立するように足まわりのケアを先に。
- 色を強くしないなら、ネイルはナチュラル〜薄いローズ系の範囲が安全(肌色との対比が少ない)。
- 白/ベージュのコーデは、足もとのケアが整っていると一気に“ちゃんとしてる感”。
10) 週末の過ごし方まで“服選び”に繋げる:建築×街歩き
GQ JAPANは東京建築祭2026の特別公開日の建築めぐりプランを紹介。ここでの提案は、服の選び方にも転用できます。建築めぐりは歩く時間が長く、かつ写真を撮る機会が多い。だからこそ、歩きやすいスニーカー+短丈アウター+白/ベージュのベースが最適解になりやすい。
キャプション:街を歩く“理由”があると、服の選び方も迷いが減る。
持ち物ミニマム
- 折りたたみ傘 or 薄手レイン(アウトドア要素)
- コーチバッグ(財布+スマホ+鍵)
- 通気性の良いインナー(汗対策は見た目に直結)
今季の結論:買うべきキーアイテムは「短丈」「白/ベージュ」「コーチバッグ」「機能スニーカー」「象徴アクセ」
最後に、今回横断的に見えた“主役級の部品”をまとめます。
キーアイテム5点
- 短丈&コンパクトなアウター(中綿含む)
- 白/ベージュ/グレーのベース服(素材で差をつける)
- ランニング起点のスニーカー(コラボ含む)
- コーチバッグ(レイヤード編集装置)
- 時計など象徴アクセ(文脈を背負えるもの)
そのまま使える“メンズ万能コーデ”例
- 白(またはベージュ)のシャツ+短丈ブルゾン(グレー)+テーパードパンツ(エクリュ〜薄茶)+アイボリー系スニーカー+コーチバッグ
- 無地T+短丈ジャケット(落ち感素材)+ライトグレーのパンツ+スニーカー+メカニカルな時計
引用元
- オーデマ ピゲ、YOON & VERBAL とともに「ロイヤル オーク コンセプト」限定モデルを製作! — VOGUE JAPAN
- ディオールのクルーズショーでオープニングを飾ったモデル、カヤ・クラフチクとは何者? — VOGUE JAPAN
- 5月21日(木)、「ハウス オブ ディオール 心斎橋」がオープン!ファサードは日本人建築家の藤本壮介が担当 — VOGUE JAPAN
- 大人の足もとをきれいに見せる、ペディキュアカラー4選とプロ直伝のフットケア — VOGUE JAPAN
- 中谷美紀や横浜流星、新木優子、永瀬廉などが来場! 「ハウス オブ ディオール 心斎橋」のセレブSNAP — VOGUE JAPAN
- 【東京建築祭2026】5/24(日)に行くべき、特別公開日の建築めぐりプラン — GQ JAPAN
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